松戸市で発生した人権問題について
請願まとめ

※紹介議員は請願に必ずしも賛同していなければならないわけではありません。

問題の概要

ある松戸市民が警察との協力で子供達向けの交通安全啓発動画を作成し発表されました。
それが市内外の地方議員が連名で、性的、性犯罪を助長する等を根拠とし警察や県また市の行政に対し公開質問状の形で抗議文を発表しました。その根拠無き決めつけで動画は削除され名指しされた松戸市民は現在まで誹謗中傷など被害が発生しています。発生したのは2021年8月のことです。

対応を求める請願を
松戸市議会に出しました

ご協力お願いします

請願の趣旨

守られるべき私達の社会に参加する権利の侵害は、議員であれ誰からのものであれ許してはならない。
(人権を守らなければならない)


請願提出のきっかけとなった見過ごしてはならない人権侵害

子供達向けの交通安全啓発に協力した松戸市民が根拠のない決めつけを受け、警察との協力で制作された啓発動画が削除された。
(2021年8月 松戸市にて)


ふたつの問題

  • 市民の社会参加の権利の侵害

  • 市民の名誉を損ねる


市に求めること

  • 二点の人権侵害の調査

  • 調査結果を今後の人権擁護に反映させること


この請願が採決された場合

市議会から市行政に対して、人権を守るようにという働きかけがされる。
明確な人権を守るようにという、市民の意思表示となる。

スケジュール 2022年 3月

8日 総務財務常任委員会

25日 市議会本会議

請願提出→松戸市議会の総務財務常任委員会に付託(審議がそこに任される)

請願文

交通安全運動に協力した松戸市民が受けた人権侵害に関する取り組みを求める請願


請願主旨

全国フェミニスト議員連盟による2021年8月26日に千葉県警本部、松戸警察署、松戸東警察署、千葉県、松戸市、松戸市教育委員会宛、交通安全啓発動画に対する抗議ならびに公開質問状が提出された。

その公開質問状には理由として性犯罪を助長や誘発とあるものの、根拠は刑法の個別具体性の確認に基づくものではなく、検証過程や証拠も挙げず協力する松戸市民を原因と断定するものであった。

顕著な証拠があるならまだしも、犯罪の原因とされているのは交通事故防止に協力する善良な市民である。よって、市民の名誉毀損と市民の社会参加の権利の妨害の2点の人権侵害が認められる。

それと同時に市内で経済活動を行う納税者が受ける影響であるとも捉えるべきものである。

職権と権威性を用いた犯罪を助長するものという大々的な発表は、職権を濫用した人権侵害である。市民を犯罪の原因と名指しで公開質問状を提出したことに始まる一連の人権侵害には、重大な問題として取り組まれるべき深刻さを有するものである。

市民の人権侵害が発生した場合に注意が払われ人権擁護が行われるべきところ、残念ながら問題視される様子が見えない。

松戸市に対し、松戸市民の人権侵害の救済及び、人権侵害問題への取り組みに向けての以下の内容に、一刻も早く取り組むよう求める。


請願内容

  • 交通安全啓発動画は、市民の人命を守る目的によるものであるため、市民を犯罪の原因と断定する資料1(※公開質問状)の公開質問状の不当性を調査し、その結果を今後の人権侵害対策に反映するよう求める。

  • 当事者は現在非常に繊細な配慮が求められる状態である。公開質問状の大々的な公開をきっかけに松戸市内での経済活動に対する不当な妨害や名誉毀損の横行が客観的に確認可能な状況となっている。その実情の確認には適切な配慮を求める。

  • 市民を人権侵害から守る役割の再確認と表明を求める。

  • 市民に向け、根拠の無い不当なレッテル貼りや表現活動や経済活動に対する妨害行為が人権侵害であるという理解を啓発(人権啓発活動)するよう求める。