ヒトと多様性 NUN ヌン ヒトと多様性 ヌン
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- アート
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【ヒトと多様性 NUN】が『ヒト』にフォーカスしてお届けするポッドキャスト。どうしても気になる人物をゲストに迎え、
その人ならではの生き方や考え方、エピソードの数々をひも解く。多種多様な感性を掘り下げる対話番組。
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#24 野に宿るようなもの ゲスト:かとうちあき
我ながら野宿はやむを得ず仕方なくするものだと思っていた節があることを、ミニコミ誌「野宿野郎」というタイトルに気づかされたのだった。野宿そのものにあまり注目してこなかった人生・・なんたる不覚。
かとうちあきさんは積極的野宿をおすすめする活動をしている人。お店のようなもの2号店の店主でもある。
風変わりなお店"のようなもの"におじゃまして
インタビューのようなものをしてきた模様をお聞きください。
byH
かとうちあき
かとうちあき
野宿野郎 編集長 / お店のようなもの2号店店主
日本のフリーライター。野宿愛好家。人生をより低迷させる旅コミ誌『野宿野郎』編集長。著書に『野宿入門』『野宿もん』『あたらしい野宿』『バスに乗ってどこまでも』、共著に『今日も盆踊り』がある。「お店のようなもの2号店」の店主。
2024.3.26 お店のようなもの2号店にて収録 -
#23 たなか。だけができること ゲスト:田中昭
大人数配布落しによって淹れられたコーヒーの新次元的味覚とその解説における発言の端々にただならぬものを感じた我々はその日のうちにアポを取り
今回前橋のお店を訪ねたのだ。
焙煎の様子を観させてもらい年代物の高級カップでコーヒーを頂き、ホットドックやトーストとのカップリング
収録後にはネルドリップで美味しいケーキとのマリアージュというまさにフルコースで濃厚体験をさせていただいた。
新しい人と出会い話すということ、さらにその人の日常の仕事場を見せてもらうということは
自分にとって未知の景色を見るという体験なのだ。つまり物事の一つの可能性を知るということ、
その人が見ている世界の突破口をほんの少し垣間見せてもらう経験でもあるということを身にしみて感じ入ったのです。
この広い広いコーヒーの世界においてRoastAgeという独自すぎる指向性で活動する田中昭さんは
商標通りコーヒーフリークの名にふさわしい”コーヒーの変態”であると敬意を持って紹介させていただく。
焙煎所であり 倉庫であり 店舗でもあるすべてを兼ねた場所はコーヒーフリークの基地でありアトリエというのにふさわしい空間だった...。
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田中昭 (珈琲屋たなか 店主・焙煎士)
プロフィール
渋川市出身。1998年よりコーヒー業界に携わる。
前橋市内にある県内外から何円も通い続けるヒトが後を絶たない人気の自家焙煎コーヒー専門店「珈琲屋たなか」の焙煎人。コーヒー教室コーヒー講座開催実績多数有り。
店内ではこだわりのCup&Sauserでコーヒーのみを提供。
芯までしっかり焼き上げた焙煎豆を、ゆっくり寝かせた熟成珈琲豆が特徴である。
2024.3.11
前橋 珈琲屋田中 にて収録
1:35:20 -
穴談義
穴がある。
自然や人体、人工物、、世界は穴だらけである。
宇宙にはブラックホールやワームホール、などどこにつづいているかわからない穴もある。
穴はつねに怪しげである
穴は場所であり状態である。
穴はナイことがアルという状態である。
穴は入り口であり出口でもある 穴に始まり(穴から生まれ)穴で終わる(墓穴に入る)のが人の一生。
ならば生きているうちに己の手で穴を掘らずにいられようか。。
体ごと土(アース)と遊ぶダイナミズム、時空環境と戯れる感覚体験。
さあ一緒に無用の穴を掘りましょう
穴の話
Total time : 約100分
収録 : 2023.1.11 @クラウドデザインアトリエ -
That's(雑)放談 13 新春2024
あけました 今年も あけまして ざざざっと過ぎてきてます。
日常は続いていくだけなんですが儀式や行事で段落をつけていくことで人は新たに活力を得ていくのでしょう。
正月飾りや縁起物の話やら 抱負など・・
しかし物価上がってますね
ゆれる日々をどうサバイブしていくのか
モサモサと雑談を続けます。
今年もどうぞよろしくお付き合いください。
2024.1.18 青山某所 収録
total 1:26:41 -
#22 越える ゲスト:渡邊忠
渡邊忠はパフォーマンスをする。
そして同じことを二度とやらない。
マテリアルをふんだんに使って展開するパフォーマンスは
概ね静かにはじまり気づいたときにはみるみるうちに空間が変化して知らない景色が立ち現れている。
その行為はつねにパフォーマンスとはなにかアートとはなにか?もっといえばリアルとはなにか?存在とはなにか?という問いをオーディエンスに突きつけてくる。
会うたびにに表現に関することを語り合う間柄になってからまだ一年ちょっと、、今回は改めてポッドキャストで対話をする機会が持てました。
うまくなることを拒み安全牌で勝負をするなと自分に問い続けているという渡邉さん
今回のインタヴューでは雑談的に活動をかいつまんで取り上げて聞いています。
写真などイメージで見ると、ともすると激しさが際立って見える渡邊さんですが実際はよく笑う気さくな人で少年のように純粋なエネルギーの持ち主だということを感じてもらえるかもしれません。数ある過去のパフォーマンスの話はどれを聞いても呆れるくらい面白いものばかりですが
今回初めてきいた話でびっくりしたのはギャラリー全面をアスファルトで覆ったという展示の話。
実現力が半端ない。群を抜いてキャパシティがデカい(笑)
自分が行為する場を作りそれを他者に対しても開放し新しい体験を作り出すファンデイション自体を創造するということが渡邉さんの活動のワイドさを表している。
場を作る。空間を変える。
そこで自分の思いついたことやってみたいことを実行する。
そして毎回自分のキャパを拡げて少しずつでも自分を越えていく。言葉にするとシンプルですが人間が持っている本能や根源的行動の本質に通じていて、
しかしそれを実際に体現することは容易ではないということも痛感させられます。正に「言うとやるとは大違い」なのです。
それでも渡邉さんはこどものようにはつらつとしたエナジーで
ケラケラ笑いながらキラキラした瞳でそれを実行するのです。
今回は一本まるごと2時間お聞きください。
by H
2023.12.28 収録
@トキ・アートスペース パフォーマンス3夜目 本番直前
Total02:05:39
渡邊忠
Instagram: tadashiwatanabe0358
: beyon_dthesoul
Facebook : 渡邉 忠 (Tadashi watanabe) -
That's(雑)放談 12 冬将軍
寒さ厳しき折り
冬将軍もやってくるころです。冬将軍なにそれ?ってことでぐぐってみれば
19世紀、当時最強と言われていたナポレオン軍がロシアのモスクワを攻めたときにあまりのきびしい寒さによって敗退してしまったことをイギリスの風刺画家が「GENERAL FROST Shaving Little BONEY」「ナポレオンかみそりを当てる霜将軍」と書いたのが始まりだそうな。(Little BONEYはナポレオンのあだ名らしい)、、
それでシベリア寒気団が冬将軍として定着したのか、、
さて昨日まで夏かと思っていたのに
気づいたら2023年もまもなく師走ですから、、
なにかふりかえらなきゃなりませんw
なにをふりかえるかといえば
11月に行われたNUN主催のイベント HOMe/さいごの家 のことですね。
あれは一体なんだったのか、、
訪れた人々の中にどんなふうに記憶されたのでしょうか??
我々にとって
さいごの家は穴の始まりだった、、そして
HOMEからHOLEへ、、変容をとげながら前に進むのです
なだらかにおだやかに
そして軽やかに