元自衛官・五ノ井里奈が告発する性被害について、第三者委員会による公正な調査を求めます! #自衛隊は性被害を隠さないで

元自衛官・五ノ井里奈が告発する性被害について、第三者委員会による公正な調査を求めます! #自衛隊は性被害を隠さないで

開始日
2022年7月20日
署名の宛先
岸 信夫(防衛省 防衛大臣)
現在の賛同数:116,027次の目標:150,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 五ノ井 里奈

 私は五ノ井里奈といいます。22歳で、今年の6月27日まで陸上自衛隊に所属していました。
 私が自衛隊を辞めざるを得なかった理由は、訓練中に性被害があったこと、そして私の被害報告に対して真摯な対応をして頂けなかったことにあります。
 私が性被害を実名・顔出しで告発するに至った理由は、私の所属していた部隊で隠蔽や口止めが働いているという証言を得たからです。このままなかった事にされれば次の被害者が出てしまうと思い、覚悟を決めて、声を上げる事にしました。まず、私が受けた被害についての再調査と謝罪を求めると共に、再発防止の為にも声を上げていきたいと思っています。

 今回再調査を希望している事件について、経緯をお話しします。

 自衛隊に入隊してからセクハラは日常的に受けていましたが、私が告発を決意したのは、2021年8月3日に起きた性被害でした。訓練場所の宿舎で、先輩の男性隊員3名が、かわるがわる私の首をキメて押し倒し、私の股を広げ、陰部に性器を何度も押し当てるようにして、腰を振ってきたのです。その様子を見ていた男性隊員は他にも十数名いたのにも関わらず、止めてくれる隊員はおらず、笑ってみている状態でした。
 私の被害申告を受けて、自衛隊の総務・人事課にあたる1課が取り調べをしましたが、目撃していた男性隊員は、誰も証言してくれませんでした。このままではいけないと思った私は、自衛隊内での犯罪捜査を専門とする警務隊に被害届を出し、取り調べをしてもらった結果、強制わいせつ罪で検察庁に書類送検になりました。検察官の取り調べでは、

「五ノ井さんの証言は真実なものだと思うけど、20人が見ていない、やっていないと言ったら難しくなってくる」

 と言われました。そして2022年5月31日、不起訴という結果が出ました。不起訴理由が知りたかったので、検察官に、電話をして聞いてみたところ、

「『首ひねり』という技で倒すまでは見ていた人も、やったと言っていた人もいるけども、腰をふったという証言が出ていない」
「客観的な証拠がないので五ノ井さんの証言だけでは立証するのが難しいため、不起訴にしました」

 と言われました。
 その後、6月7日に検察審査会に不服申立をし、現在、結果を待っているところです。しかし、その審査はいつまでに結果が出るのかも分かりません。

 長妻昭議員のツイート( https://twitter.com/nagatsumaakira/status/1547756046986641409 )では「事実関係の調査を行っている」と回答されていますが、私のところにはなにも連絡がきていません。また、各メディアの記者さんも防衛省や自衛隊に問い合わせをしてくれていますが、誰がどの様に再調査しているのかは、当事者の私でさえ分からない状況です。

 事実を明らかにするため、第三者委員会による、公正な調査をするよう、防衛省に求めます。

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 自衛隊の中での性被害やハラスメントは、相談することも難しく、なかなか表にでてきません。そのため、被害経験を集めるgoogle formをつくりました。お預かりした声は、プライバシーに注意した上で、しかるべきかたちで発信していきたいと思っています。こちらもぜひ、ご協力ください。

https://forms.gle/9SQqxSikFxtSCi1F8

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現在の賛同数:116,027次の目標:150,000
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意思決定者(宛先)

  • 岸 信夫防衛省 防衛大臣