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新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の新系統「BA・5」に対応したワクチンについて、米ファイザーと米モデルナはそれぞれ、製造販売の承認を厚生労働省に申請すると発表した。
BA・5は現在、国内感染の大半を占めて主流となっている。両社が承認申請するワクチンは、従来株由来の成分とBA・5に対応する成分を組み合わせたもの。これとは別に、両社は8月、従来株とオミクロン株の初期に流行した「BA・1」の成分を組み合わせたワクチンの承認を申請しており、現在、接種に向けた準備が進んでいる。
BA・5対応のワクチンを巡っては、米食品医薬品局(FDA)が8月末、両社に対し緊急使用を許可しており、米国では今月から接種が本格化する見通し。