『フレバンス決戦に(ウタに堕とされた)麦わら屋は来れなさそうだな……いや来たわ、彼女連れで』2

『フレバンス決戦に(ウタに堕とされた)麦わら屋は来れなさそうだな……いや来たわ、彼女連れで』2



その2


ちょっとエロいので閲覧注意。


――――――――即――――――――

――――――――落――――――――

――――――――ち――――――――

――――――――2――――――――

――――――――コ――――――――

――――――――マ――――――――

――――――――か――――――――

――――――――な――――――――

――――――――?――――――――



ドフラミンゴ対ウタ、上位宿主同士の戦闘は。

「それなりに手こずったが……フフフ、こうなるのは当然だな」

未だルフィとローが来ないまま、勝敗をほぼ決していた。

体の各所に深く大きな切り傷を負い、鱗粉による神経毒が及ぼす影響か奇妙な痙攣を起こしながらも、

見下ろす側はドフラミンゴ。


床に倒れて見上げる側は、敵よりは浅くとも無数の傷を負い、苦痛に呻くウタ。


「フフ……俺は元七武海で、体内に宿すのは蜂。 お前は一般人と大差ない小娘で、宿したのは貧弱な蛾。

ウタウタの実を知って対策さえしてしまえば、戦闘で俺が勝つのは当然だろう……!」


吐き捨てるように言うと、ドフラミンゴは倒れたウタへ馬乗りになって、左手をウタの首へ掛ける。

振り上げられた右手は、親指と人差し指に糸が掛かっていた。

つまりは、断頭を目的とした凶手。


「ごめ……ね、ル、フィ……」

喉を締められながら、絶え絶えに想い人へ言葉を残そうとするウタはしかし、

断頭の手が、違う方向へと向かった事で困惑した。

次いで邪悪に歪むドフラミンゴの表情に戦慄する。


「良ィい事を思いついた……!」



程なくして、ウタの衣装はほとんど切り裂かれる。

口と手足は周囲の壁と繋がったイトイトで拘束され、残る部位は舐め回すように触手が這い回り続けていた。

必死に体をよじろうとするも動けないウタに跨ったまま、その姿を見下ろして、心底愉快そうにドフラミンゴは語る。


「フフフ、なァ、聞けよ小娘。 俺ァこう見えて、そこらの良家なんてカス同然と言える程、高貴な血筋なんだ」


空いた両手でウタの首や肩を撫でながら、尚も続ける。


「本来なら俺と釣り合うような女は、王族や天竜人……!」


ウタの体を撫でる手は、徐々に腹部へと下がってゆく。

ゆっくりと。


「お前は自称赤髪の娘、フフ……どうせ嘘の汚ェ血だ。 せいぜいが元娼婦の売れねェ歌手が捨てた子じゃねェか?」

「……ッ!!」


ウタの尊厳を傷つけながら。

少しづつ、下へ。


何度も触手に表面を擦られ続けた、下腹部や腰へ。

「だが」

その手はウタに触れたまま移動を止める。


「世界中で称賛される歌姫、そして俺と同じ上位の宿主で……」

続く言葉を聞きたくないが為、ウタは塞がれた口で絶叫するが。


「世界をブッ壊しかけた女。 蛾と蜂じゃ子は為せねェだろうが……フフフ、抱いてやる程度なら悪くねェ」

「~~~~ッ!! ッ!!」

ウタの全身に鳥肌と汗が湧いた。

この男が何をしようとしているのか、もう完全に理解してしまったから。

いっそ首を落とされていた方が良かったかもしれないような事を、自分にしようとしていると。


止まっていたドフラミンゴの手が、ず、ずず、と下がっていく。

下腹部、太もも。

その更に下へ。


「フフ……わかるぞ。 お前の体も反応しているだろう。宿主になっちまったら生殖本能と快楽が、どうしようもなく高まるんだ……!!」

「……ッ!!」

ウタは否定と罵声を吐こうとするも、拘束がそれを許さない。

ウタの全身をゆっくりと這っていた触手が速度を上げる。

ずるずると。

得体の知れないヌメり気を帯びながら。

首を、耳を、背中を、腰を。

その下も、擦り上げていくように。

逃れようと全身に力を入れ、少しでも身を捩るほどに、刺激が強くなっていく。


「麦わらの奴とローに見せてやろうぜ……!!」


下がっていくドフラミンゴの手が、下降を止めて横へとズレる。

体の中心へ。

「フフフ……さァ、反応してるかどうか、言い訳できないように確かめてやるよ」

その指先が、最愛の番(ツガイ)にしか許していない部位に触れ――


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