イーロン・マスクはツイッターを「スーパーアプリ」に変えるのか?

テスラやスペースXのCEO、イーロン・マスク。

テスラやスペースXのCEO、イーロン・マスク。

Patrick Pleul/picture alliance via Getty Images

  • イーロン・マスクは、440億ドルの買収契約を成立させ、ツイッターのオーナーになった。
  • イーロン・マスクによると、ツイッターの買収は、スーパーアプリ「X」の開発を早めることにつながるという。
  • マスクがツイッターをスーパーアプリにするつもりなら、多くの新機能が取り入れられることになりそうだ。

テスラ(Tesla)やスペースX(Space X)のCEOであるイーロン・マスク(Elon Musk)は、440億ドル(約6兆5000億円)をかけたツイッター(Twitter)の買収をついに完了させた。従業員やユーザーは、彼がこのソーシャルメディア・プラットフォームで何をするつもりなのか、疑問を払拭できずにいる。

マスクがどのような意図を持っているのかについてはさまざまな報道がなされているが、彼はこの買収がスーパーアプリ、あるいは彼が「everything app(万能アプリ)」と呼ぶものの開発に一役買うと繰り返し述べてきた。

マスクはそのアプリを「X」と名付けるようだ。2022年10月5日には「ツイッター買収により、万能アプリ『X』の開発が促進される」とツイートしている。

あらゆる機能を少しづつ取り入れようとしたアプリは、Xが初めてではない。実際、マスクは5月に、テンセント(Tencent)のウィーチャット(WeChat、微信)を参考にすることもあるだろうと述べている。これは中国のソーシャルメディア最大手で、世界最大のスーパーアプリの1つだ。

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