有機農業、スタートアップが耕す テックで実り安定
手作業や経験に基づく農法が中心で労力がかかる有機農業にスタートアップが先端技術を持ち込んでいる。農薬や化学的に合成した肥料を基本的に使わない有機農産物は生産量がここ10年間で約5割増えるなど伸びているが、品質や収量が安定しないのが悩みだ。そこでドローン(小型無人機)やセンサーなどを活用し、効率よく質・量を高める。国も有機農業の拡大を打ち出すなかテックによる新農法の開拓が急がれる。
ドローンで田んぼに入らず除草
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