若者のワクチン接種、どうすれば進む?尾身会長が首相にアイデア披露

小木雄太
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新型コロナウイルス対策分科会・尾身茂会長(発言録)

 (新型コロナウイルス)感染者の数が増えていて、この傾向はしばらく続く。医療の逼迫(ひっぱく)もこれから少しずつ増えていくのではないか、ということを(岸田文雄首相に)申し上げた。感染が一時下火になったが、スピードの差はありつつも新しい波に入りつつある。

 (首相は)どうすればワクチンの接種率を高齢者だけじゃなく、若い人も含めて(高められるか)ということに強い関心があった。 単に「ワクチンしましょう」ということではなく、もう少しみんなが興味を持てるような物語性のようなキャンペーンをしていただければありがたいなと(伝えた)。総理も関心を示していただいて、検討してくれるかもしれない。(岸田首相と首相官邸で面会後)(小木雄太)

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    末冨芳
    (日本大学文理学部教授)
    2022年11月11日8時44分 投稿
    【視点】

    若者が興味を持てる物語性のようなキャンペーン、朝から吹き出してしまいました。物語性じゃなく、電子マネーやクーポンがワクチン接種でもらえる方がよほど若者に響くでしょう。 時間もお金もある高齢者たちに全国旅行支援をばらまいて、感染拡大に貢

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