『スタンディングオベーション』の公開ゲネプロと取材会が3日(火)に、TBS赤坂ACTシアターで行われ、SixTONESのジェシーさんと寺脇康文さんが登壇しました!!

 

本作は、秋元康さんが企画・原作・脚本を手がけた作品です。

舞台単独初主演となるジェシーさんは、秋元さんとは2012年に放送されたドラマ『私立バカレア高校』(NTV)以来の共作となります。

物語は、まさかの災厄に巻き込まれた歴史劇『ジョージ二世』を上演している劇場が舞台。

壮大な歴史劇がステージで上演される中、刑事たちが突然バックステージに現れ、「逃亡中の殺人犯が劇場に紛れ込んでいる」とプロデューサーたちスタッフに告げます。

公演中止かと思われたものの、犯人を刺激しないために続行することに…。果たして犯人は捕まえられるのでしょうか。

 

イケメン俳優という役どころのジェシーさんは、「(ジャニーズ以外の舞台は)初めましてなので、ド緊張です」と話しました。
この日は、劇中劇で演じるジョージ二世の、王らしい華やかな衣裳で登場したジェシーさんですが、「普段の衣裳とは違った重みがあります。座長というプレッシャーも抱えながら、素晴らしい衣裳の重みと厚みを感じています」とコメントしました。

 

今回の役柄はセリフも多く「(セリフを)覚えるのは苦手なので、ソファーで寝ながら必死で覚えて…。今までにないセリフ量だったからびっくりしました」と苦労をしたというジェシーさん。

「稽古は大事だなと改めて感じました。稽古では、役者さんの顔を見ながら演じたり、体を使って表現したりするので勉強になりました」と改めて、振り返りました。

刑事を演じる寺脇さんとはフォトセッション時から楽しそうに会話をするなど、息もぴったりの様子。

稽古初日から「雨が降っていたので、2人で相合い傘をして駅まで行くこともありました」とジェシーさんは明かしてくれました。

ジェシーさんから見た寺脇さんは「どんだけ優しいんだよって家で独り言で言ってしまう」。

一方、寺脇さんも「毎日、おつかれさまでしたってLINEしてくれるんです」と楽しそうな笑顔を見せていました。

また、作品のタイトルにちなんで、「スタンディングオベーションを受けた時、どんな気持ちになる?」と尋ねられると、寺脇さんは「鳥肌が立つような感動があります。(お客さまから)逆にエネルギーをいただいて、次の公演も頑張れるので、すごく嬉しいものです」と返答し、「でも、だからこそ、儀式的じゃなく、本当に立ちあがって拍手したくなるようなものを作っていかないといけないなって思います。心からの拍手かどうかは分かるんです。なので、今回も、心から立っていただけるように頑張って演じていきたいと思います」と意気込みました。

ジェシーさんは「普段は、僕は(スタンディングオベーションを)している側です。すぐに立って拍手をしているんです。なので、この公演でも、少しでも心が動いて感じてくれるものがあったなら、(お客さまにも)立っていただきたいです。今、コロナで厳しい状況なので、観に来られたということにも感動があると思います。みんなでひとつになって最後にスタンディングオベーションができたらいいなと思っています」と呼び掛けました。

 

さらに、緊急事態宣言下での公演に、ジェシーさんは「不安な気持ちもあると思うし、僕たちも不安ですが、エンターテインメントはやっていかないと。(本作を観劇することで)『頑張ろう。コロナに負けないで生きていこう』と思ってもらえたらと思います」と思いを寄せました。寺脇さんも、「久しぶりに今日、満席のお客さまの前でやれるので感動すると思います。出てきてすぐに泣かないようにしようと。当たり前のことが当たり前じゃないんだと改めて気づかせてくれました」とその思いを語ってくれました。

その後に行われたゲネプロでは、舞台初単独主演とは思えない、ジェシーさんの堂々とした演技が光っていました。劇中劇の『ジョージ二世』でジョージ二世を演じる時には、重厚感のある声で「75歳の王」という存在感を見せつけました。

 

【公演概要】

■タイトル 『スタンディングオベーション』

■日程・会場

東京公演:2021年8月3日(火)~8月29日(日) TBS赤坂ACTシアター

京都公演:2021年9月4日(土)~9月7日(火) 京都劇場

■企画・原作 秋元康

■演出 ウォーリー木下

■出演

ジェシー(SixTONES) 寺脇康文 清水くるみ 有川マコト 小林タカ鹿 牧田哲也 水夏希 木場勝己

小林美江 佐々木誠 粟野史浩 西海健二郎 斉藤悠 高橋里央 荒田至法 長谷川慎也
■企画/製作 TBS
■主催 TBS
■公式サイト https://www.tbs.co.jp/standingovation2021/

(2021,08,04)

photo&text:Maki Shimada

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