石川県の馳知事「移民政策、かじを切る段階」「人手不足は深刻」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 石川県の馳知事は21日、福井市で開かれた中部地方の9県1市による「中部圏知事会議」で、深刻化する労働力不足の対策として「そろそろ移民政策にかじを切る段階だ。移民法の制定を強く主張したい」と述べ、移民受け入れに向けた法整備の必要性を強調した。

石川県庁
石川県庁

 馳知事は会議後、報道陣に対し、「地域を回っても、人手不足は深刻だ。女性や高齢者の活躍支援などで努力しても、物理的に足りない」と述べた。その上で「外国人労働者は世界中で争奪戦になっている。法律に基づいて、国として丁寧に受け入れる姿勢を示すべきだ」と強調し、移民政策導入を巡る議論を政府や国会に求める考えを示した。

 「地方からこそ、政府や永田町に伝える必要がある。あらゆるチャンネルを通じ、議論の口の端に乗せたい」とも述べ、国会議員時代の人脈も生かして議論を後押しする意欲も見せた。

スクラップは会員限定です

使い方
「社会」の最新記事一覧
記事に関する報告
3445967 0 社会 2022/10/22 07:16:00 2022/10/22 08:40:21 2022/10/22 08:40:21 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/10/20221021-OYT1I50196-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)