2022.12.14

パチンコ産業の新たな可能性を見出す「全日本学生遊技連盟」記者発表会を開催

写真右からぱちんこ広告協議会の大島克俊理事、連盟の浪岡将史さん、宍戸大祐さん、岡崎翼さん)

パチンコ好きの学生が主体となって運営を行う「一般社団法人全日本学生遊技連盟」(JSPA)が12月13日、都内六本木のDMM.comで同連盟の設立に伴う記者会見を開催した。
 
全日本学生遊技連盟は、パチンコが好きな学生の交流や大学で学ぶことのできない実践的な活動を通じて、学生の視点からパチンコ産業の新たな可能性を見出すために2022年9月26日に設立。産業としてのパチンコを知りたい学生やビジネス体験に意欲を持った学生同士が交流できる場を提供し、様々なイベントやプロジェクトの企画運営を行っていくという。
 
連盟の活動費は、賛助会員のスポンサー料で運営し、人員構成は4人の理事と監事1人を中心に名誉会員と正会員(学生会員)、賛助会員で構成。全国8都市で支部を立ち上げ、各支部はそれぞれ10名で構成する。
 
連盟の設立について、全日本学生遊技連盟・北海道支部の支部長で連盟の理事を務める大学3年生の浪岡将史さんは、「パチンコやパチスロを大学生になってから嗜むようになり、学業やアルバイトの間の息抜きとして遊んでいたのですが、パチンコをやっているだけで学業を疎かにしているというマイナスのイメージがあることを感じていました。これを遊技業界の課題と捉えて、もっと健全な形で産業をピーアール出来ないかと考えていた時に連盟を発足するというお話があり、参加することにしました。連盟の活動を通じて業界への理解を学生に促していくことで、新規ユーザーや人材の輩出にも貢献していきたいと思います」と語った。
 
後援団体の代表として挨拶したぱちんこ広告協議会の大島克俊理事は、「学生だから出来ることがある一方で、難しいこともあると思いますが、この活動を通じてファンが増えることを確信しています。遊技人口の拡大を図るためには若年層の参入が重要となるので、後援団体として業界団体や担当省庁との交渉にも積極的に協力していきます」という。
 
当日は、初年度の大型プロジェクトとして学生向けのパチンコ・パチスロ大会「PS:JAPAN2022」の開催が発表された。全国47都道府県の大学生と専門学校生を対象に、2023年の夏に各支部で予選大会を実施し、沖縄で決勝大会を開催する予定となっている。優勝チームには、返済不要の奨学金としてチーム人数×111万円(最大777万円)が贈呈される。今年9月には、北海道のホールで本大会に先立ちプレ大会を開催。JSPAのメンバーが企画・運営を行い、総勢約30人が参加した。
 
 

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