生田絵梨花公式サイトより

 6月21日発売の写真週刊誌「FLASH」(光文社)にて、フジテレビ系でドラマ化された『Dr.コトー』の最新劇場版の制作が進んでいることが報じられた。すでに同作の舞台・沖縄県与那国島で撮影が始まっているという。

 ここで話題になったのが、新キャストとして撮影に参加している生田絵梨花だ。生田は2021年末に乃木坂46を卒業。その後は太田プロダクションに移籍し、女優業を本格化させているが、その躍進ぶりがちょっとすさまじい。

 卒業後すぐ、映画『コンフィデンスマンJP』劇場版第3弾にコンフィガール(=ヒロイン)として出演。また、生田の高い歌唱力が本領発揮するミュージカルでも、『4月は君の嘘』のメインキャストを務め、今年5月から全国で公演を行っている真っ最中。その合間にも、連続ドラマ『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(フジテレビ系)、『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)のほか、6月18日放送の『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)では、まるで生田にアテ書きしたかのように生田にピッタリの役柄で主演を務めるなど、さまざまに出演してきた。


 そして驚くべきことに、ミュージカル公演を終えたその足で、レギュラーでMCを務める歌番組『Venue101』(NHK)に毎週生出演。さらに、5月に行われた乃木坂46の『10TH YEAR BIRTHDAY LIVE』にもOGゲストで登場してファンを沸かせた。

 さらにさらに、6月26日スタートの日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)にもメインキャストに名を連ねており、さらにさらにさらに、7月10日に投開票が行われる参院選では、市川猿之助と共に選挙啓発イメージキャラクターを務めている。生田ファンとしても、さすがにちょっと信じられないほどの売れっ子・多忙ぶりなのだ。

「ファンの間では、“いくちゃん10人いる説”が飛び出すほど(笑)。売れている芸能人が殺人的スケジュールになることは多いですが、さすがにこれほどの人間離れしたスケジュールを1人でこなす生田は、普通ではありませんね」(テレビ誌ライター)

「FLASH」の報道では、名古屋でのミュージカル公演を終えた直後、飛行機で与那国島入りし、すぐに撮影に入ったと報じられてもいた。

だが、この話のスゴさは単に体力面の話だけではないのだ。アイドル誌ライターはこう語る。

「ドラマや映画はもちろん台本がありますし、ミュージカルは歌の練習やリハーサルなどが常に伴います。ライブにおいては立ち位置やカメラ割もすべて頭に入れなければならないし、歌番組のMCをこなすには進行を把握して、出演者の事前リサーチも必要になる。同時並行でドラマと映画の台本を暗記して、ミュージカルの稽古をし、ライブの段取りを覚え、共演するアーティストの情報を暗記する……。生田はいつどこでそんな時間を確保し、どのように頭に叩き込んでいるのでしょうか? まったく持って不思議です。

乃木坂46時代の頃から外仕事が多忙で、ファンから“鉄人”と呼ばれていた生田ですが、卒業後は“鉄人”どころか“超人”になってしまったようなんです」

 乃木坂46の肩書きを持たずしても大活躍を続け、出演情報が続々と解禁されては話題となる生田。今後も、ファンを“何度目の出演か?”と驚かし続けてくれることだろう。