2022.11.30

株式会社ハーバルアイが有限会社メイゲンの全株式を取得し子会社化

株式会社ハーバルアイ(福岡県福岡市、代表取締役:橋口 遼、以下、 当社)は、本日2022年11月30日をもって有限会社メイゲン(鹿児島県霧島市、代表取締役:山本正博、以下、 メイゲン)の全株式を取得し、同社を子会社化することを決定しました。

 

■メイゲン子会社化の目的

・有限会社メイゲンとは

有機JAS認定のもと、成分の濃い安全で高品質なヒュウガトウキを有機栽培しています。

・日本山人参(ヒュウガトウキ)とは?

古くから薩摩地方で「神の草」と伝わるセリ科の多年草で、和名「ヒュウガトウキ」と言います。平成14年11月医薬品の生薬リストに根部分が登録されました。

ヒュウガトウキには、ミネラル・ビタミン・アミノ酸がバランス良く配合されており、ヒュウガトウキ研究の第一人者である水野修一博士を「体に必要な成分がほとんど入っているといっても過言でないくらい、類のない植物」と言わしめてます。

また「YN-1」という有機化合物を多く含み、血流障害を防ぐことで「体内酵素」を作り出す『体内細胞』を活性化させ、さらに「代謝酵素」の働きを活性化させる『補酵素』としての役割も持っています。

種まきから初回収穫まで3年かかり、かつ良質な原料の確保が難しく、栽培方法もマニュアルが確立していない大変希少な植物です。

・トレーサビリティのある原料

生産者の顔と名前がわかる、トレーサビリティ可能な、安心安全のヒュウガトウキのみを使った「生産から関わり、安全な商品をお届けする」が実現できます。

・国内生薬栽培の生産拡大

栽培方法が確立されていないヒュウガトウキですが、業務提携により国内生薬栽培の生産拡大に繋がり、サステナブルな生薬栽培が可能になります。

 

■今回取組の背景

◇漢方生薬の市場環境

今回取組の背景には、中国の経済成長に伴い、漢方生薬の需要も急増し取引相場が上昇傾向となっていることがあります。いっぽうで、中国マーケットでは、従前より日本産の中華食材や果物・和牛・酒類等が高級品として富裕層に受け入れられてきました。

◇日本の農業が抱える課題

日本の農業は、後継者難・耕作放棄地の増大・限界集落などの問題を抱えております。メイゲンのヒュウガトウキが栽培されている宮崎県小林市及びえびの市周辺もその例外ではありません。

■今後の展望

◇有機JAS認定の生薬の生産を推進(市場は海外も視野に)

当社は、有機JAS認定等の強みを活かした商品を開発し投入するとともに、生薬の卸も展開する予定です。さらに、高品質な日本産生薬をもって中国市場向けの越境ECを拡大する商機があると考えております。

◇疲弊した農業の復興を通じて持続可能な社会の構築に貢献

当社は将来的に、メイゲンの子会社化で得られた農業生産者との提携ノウハウを横展開することで、高付加価値な日本産生薬を海外のマーケットと結び付けることにより、疲弊した農村を復興し、持続可能な農業を築いていくことに貢献してまいりたいと考えております。

[株式会社ハーバルアイ 会社概要】

企業名:株式会社ハーバルアイ

所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神5-7-3 福岡天神北ビル6階

代表取締役:橋口遼

TEL:092-717-6346

URL:http://www.herbal-i.co.jp

E-Mail:pr@herbal-i.co.jp

事業内容:医薬品及びサプリメントの通信販売業、店舗販売業、通信販売・WEBコンサルティング事業

[有限会社メイゲン 会社概要】

企業名:有限会社メイゲン

所在地:〒899-5114 鹿児島県霧島市隼人町西光寺2448番5

代表取締役:山本正博(2022年11月30日をもって退任され、その後は橋口遼が代表取締役に就任する予定です。山本様とは今後も販売先の開拓等で業務提携を継続します。)

TEL:0995-44-8133 

事業内容:ヒュウガトウキの栽培、原料卸、製品小売

【本件に関するお問い合わせ先】

・会社:株式会社ハーバルアイ

・電話:092-717-6346

・メール:ir@herbal-i.co.jp

・担当:石井