2022-12-021-japan-ritsu-doan-itakura(C)Getty images

「秘密兵器は堂安律。完全に試合を変えた」スペイン撃破の日本代表を伊メディアが絶賛!

グループE最終節でスペインを撃破した日本代表のパフォーマンスについて、『ユーロスポーツ』イタリア版が採点した。

日本代表は現地時間1日、W杯2大会連続のベスト16進出を目指してグループE最終節でスペインと対戦。11分にアルバロ・モラタの先制点でリードを奪われたものの、後半開始直後に途中出場の堂安律が同点弾をマークすると、その3分後に三笘薫のゴールラインぎりぎりのクロスに田中碧が反応してネットを揺らし、欧州の強豪を相手に2-1で大逆転劇を演じた。

カタール・ワールドカップ屈指の厳しいグループを首位突破した日本には、イタリアメディアも驚きを隠せない。『ユーロスポーツ』は「おそらくW杯史上最もクレイジーな大会かもしれない。これは本当に誰も予想していなかった」などと綴りつつ、日本代表の選手たちに賛辞を贈った。

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中でも48分に同点弾をマークした堂安を絶賛。「日本にはリツ・ドウアンという秘密兵器がある。彼は後半からピッチに入るなり、逆転劇の決定的な一歩となる同点弾を決めた」と指摘しつつ、両チームを通じて最高評価となる「7.5」を与えた。「簡単に言えば“試合を変えた”。それも完全に。彼がボールを奪取し、同点弾をマークしたことで2-1の逆転劇がもたらされた。ドイツ戦と同様に重要な存在だった」と評している。

続いて決勝弾をマークした田中や、そのアシストを記録した三笘、さらに守備の要の吉田には、堂安に次ぐ「7」の高評価を与えている。日本代表主将には「本物のリーダーだ。前半の嵐の45分間においても、絶えず良いレベルのプレーを保っていた」としたほか、田中には「前半は全体を通して苦しんでいたが、決してあきらめなかった。勝ち越しのゴールは激闘のパフォーマンスの褒賞と言える」と称えた。

なお、チーム内最低評価となったのは、前半のみの出場だった久保建英。イタリアメディアは、久保のパフォーマンスを及第点に満たない「5」と採点し、「2度ほどひらめきを見せたが、日本のために違いを作り出すことはできなかった」と綴った。「だが前半、スペインが常にボールを保持していたことが要因でもある」と指摘し、日本の若き逸材に同情も示した。

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